しまったときの未受領キャンセル

PayPalには「しまった!」ときに、キャンセルを行う仕組みがあります。
私は実際に先日、間違って知らない他人に送金してしまったのですが、ちゃんと全額戻ってきました。
以下、そのときの様子です。

らくらくダウンロードでは、PayPal向け簡単カートの作り方というページで、jCartというショッピングカートを紹介しています。
この jCartの動作確認を行っていたとき、私は設定をうっかり忘れたまま決済して、jCartの作者宛に送金を行ってしまいました。
ところが、その後、PayPalからこんなメールが届きました。

2 日前に、お客様は(*jCartの作者*)宛に送金されました。この支払いは未受領です。支払い先の綴りが間違っている、またはメールアドレスが誤っているなどの場合に、支払いが未受領になることがあります。目的の支払い先のメールアドレスに送金したかどうか今一度チェックしてください。

    ・・・

(*jCartの作者*)宛に送金するつもりでなかった場合は、以下の方法で簡単に取引をキャンセルできます。
1. PayPal アカウントへログイン
2. [マイ アカウント]タブの[取引履歴]サブタブに進み、ステータスが未受領になっている問題の取引を探します。
3. [アクション]列で[キャンセル]ボタンをクリックします。
4. 「確認」ページで、[支払いをキャンセル]ボタンをクリックしてこれを確定します。お支払いが取り消され、資金がお客様の PayPal アカウントに戻ります。

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PayPal カスタマーサービス

さっそくメールの指示通り、キャンセルを行ってみました。

ログインすると、こんな風になっていたので・・・


そのままキャンセルを押していけば、作業完了です。
今回は動作テストのための10円送金だったのですが、それでもちゃんと全額戻ってきました。

この未受領キャンセル機能は、要はメールで言うところの「宛先不明」のようなものです。
PayPalのヘルプには、次のようにありました。

未受領: 受取人の方が、まだ支払いを受け取っていない、という意味です。未受領は、いつくかの状況で発生します。
 

代表的なのは以下のようなケースです
 

受取人が、まだPayPalアカウントを開設していない。
お客様が支払った先のメールアドレスを受取人がまだPayPalアカウントに登録していない。 受取人の方がそのメールアドレスをアカウントに登録されますと、すぐに支払いが残高に反映されます。
受取人の方が支払いを受け取るかどうかまだ検討中である。(お客様の住所が確認済みでない場合に、この可能性があります。)
支払いが、支払い日より30日経過しても受け取られない、または拒否もしくは払い戻しされた場合、お支払いいただいた金額は、お客様に戻されます。

「未受領」ほとんどの場合、間違い送金で生じるのでしょうが、
こうした仕組みで間違いを防げるのであればかなり安心ですね。