データ解析士

ここしばらくカート作りを試しているのですが、何かI.Eだけ挙動が違って苦労しています。
くっそぉ〜、、、みんながI.Eの悪口を言う理由がよく分かった。

さて、話は突然変わるのですが、最近「データ解析士」という資格取得を始めました。
多変量解析のやり方を学ぶ、おそらくとってもマイナーな資格です。
>> http://www.jitsumu.or.jp/analyze/index.html
財団法人 実務教育研究所という団体が発行しています。
私は多変量解析に興味があり、実際に業務上でも使っているので、
この機会に資格を取得しようと思い立ち、通信講座に申し込んでみました。

WEB上から申し込むと、ほどなく教材一式が送られてきました。

・教科書2冊(1巻、2巻)
・「データ解析に役立つExcel関数」という参考書
Excelマクロなどが入ったCD-ROM
・課題のレポートが4つ
・その他、質問票とか、手続きのガイドとか。
これら一式が、まだ受講料を支払う前に送られてきました。

受講料納入手続きは、教材があなたのお手元に届いてからです。
教材と共に納入関連書類を郵送にてお送りします。

ここで「やっぱ、やーめた」ってことで、受講料を払わなかったらどうなるのだろう、
という疑問が頭をかすめたのですが・・・多分、そういう人はほとんどいないのでしょうね。
受講料は一括払いで \54,500。ちょっと高いかな、と思いました。
まあ、学校に行くことを考えれば安いのでしょうけれど。

さて、肝心の中身をざっと見たところ、こんな内容でした。
・4ヶ月の通信講座で、4回の課題提出がある。
・最後に終了課題があり、これをクリアーするとめでたく資格がもらえる。
・回帰分析と主成分分析が中心的な内容。
・教科書に沿って実際にExcelを操作すれば、多変量解析の方法が覚えられるようにできている。

さっそく最初の課題にとりかかりました。
1回目は統計の基礎知識の復習なので、わりと簡単でした。
ただ、私は業務でも統計を使っているので、簡単でアタリマエなんです。
予備知識の全く無い人が、ここからスタートするのであれば、それなりにきついかもしれません。
実は、同じ団体が発行する「統計士」という資格もあります。
>> http://www.jitsumu.or.jp/statistics/index.html
普通は「統計士」の方が先で、「データ解析士」はその続編といった位置付けにあるのだと思います。
私は、統計士はもういいだろう、と思って、いきなり続編のデータ解析士から入りました。
難易度は、高卒でちょうど、大学まで行った人にはわりと簡単、といったところです。
教科書は思ったよりも薄い感じですが、必要十分なことが無駄なく書かれてます。
実用本位といった感じです。
課題の数も、それほど多くありません。働きながら、空いた時間でもできる量です。

気になるのは、この資格をとったら就職とかに有利になるのか、といったところだと思うのですが、
・・・うーん、就職にはあまり関係ないんじゃないかなぁ、会社にもよるだろうけど。
まず、少し特殊な技能なので、使える場所が限られているし、
本当のスペシャリストと言うには役不足だと思うのです。
私はとりあえず就職とは関係なくて、知識の整理のためにしばらく勉強を続けています。

* ミクの歌って覚える統計入門 >> http://miku.motion.ne.jp/